Notionで、ユーザーリサーチの資産を貯める、ということ考えたことあるでしょうか?

単なる、議事録やページで終わらせることなく、ユーザーリサーチのプロジェクトを作成し、インタビューのスケジュール、インタビュー質問票、そしてユーザーフィードバックを一元管理することができます。

さらに、そのように構造化されたデータは、生成AIであるNotion AIを使って、要約、インサイトの抽出、リサーチ結果の生成を行うことができます。

このページでは、Notion AIを使ったユーザーリサーチの高速化と効果的なチームへの共有方法を紹介します。

Notionを使ってユーザーリサーチ基盤を整える方法


まず初めに、Notionを活用したユーザーリサーチ基盤について紹介します。

といっても私が説明するよりも、とても綺麗にNotionを使ってユーザーリサーチ基盤を作られているスマートバンクさんの記事があるので、こちらをまずはご一読ください。

年100回超えのインタビューを支えるデータベース構築と運用 - inSmartBank

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スマートバンクのUXリサーチャーである Harokaさんのお話を伺った時に、「これはすごい!」と感じ、早速私も自身が所属するプロダクト開発コミュニティ PM DAOでユーザーリサーチ基盤を整えました。

Thanks to Hasegawa and yiping!

Thanks to Hasegawa and yiping!

ここには大きく3つのデータベースが集約しています。

このリサーチ基盤の概念を図にまとめると以下のようになります

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Notionを使うことの最大のメリットが、データベース設計という小難しいことを意識せずに、ページを紐づけたりすると、自然と構造化されたデータが出来上がる点です。

ユーザーリサーチを長く行ってくると、ユーザー情報やリサーチの目的をまとめたドキュメントが点在したり、情報が重複したり、いろんなページに散らばることもよくあります。

Notionのデータベースを使えば、ページ同士のリレーションを貼って、内容を参照したり、件数を積み上げて計算したり、数式などを用いて、一元的にデータを扱えます。